言いたい放題のテーマ
このページは、世の中の動きに対して好き勝手に述べますが、あくまでも私個人のストレス発散の場。少しぐらい判断や価値観が違っていると思いますが、気にせず論じていきます。大目に見てやってください。尚、新たに更新した項目にはマークが付いています(以前のものは)。見出しをクリックすれば、そこに飛びます。
   2024年3月28日に更新!!
実に久しぶりの記入更新!
今年からは、極力手短に、あっさりとした文章を心がけるつもりです。
尚、過去の文章は下記 <<前のページ ”をクリックすれば、読めます。
 地球は日本に何か恨みでもある?  
  似ても似つかない大河ドラマ主役  コロナ対策の迷走⇒欧州と日本の差
 ジャパネットの徹底した戦略に脱帽  
   

ビッグウェイの言いたい放題=好き勝手に論じます
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2024年3月28日(木)
地球は日本に何か恨みでもあるのか?!
正月の能登半島大地震を皮切りに、今年も次々に腹立たしい出来事や、納得いかないことが続いている。

1.まさか元旦に能登半島大地震が・・・
・めでたい元旦に大地震が襲うなんて、青天の霹靂。自然は、地球は、日本に対して何か恨みでもあるのか?・・・と勘ぐってしまう。それほどの酷さ。まさに天国から地獄に突き落とされる災害だった。以前から、北陸で群発地震があり、不安視されていたらしい。居住エリアが遠いと、どうしても関心が薄れてしまう。
・よりによって元旦の午後4時ごろ、各家庭で宴も酣の時間帯。実家に帰省していたから、若い息子・娘が年寄りを助けた側面もある。逆に、帰っていたから若者たちが犠牲になったケースも。何とも言葉がない。

2.石川県知事の対応は妥当か、最悪か?
・県知事は、元旦、何処に居るべきか? 正月ぐらいは不問でも・・・とも思うし、自治体の長だからこそ、1月1日は県庁に、とも。石川県の馳知事は、東京に居たそうだ。即、首相官邸に出向き、ヘリで石川県に駆け付けたと聞く。「元プロレスラー」が枕詞になって、SNSでは批判の嵐。その後の対応の遅さや手際の悪さに対して、数日間「大炎上」していた。
・X(ツイッター)では、数日経ってから色々な発信をしていたが、何日間もTVで顔を見かけず、何時になったら会見を開くのか、要するに「顔が見えない」状態。現地に行ったのは岸田総理と一緒に、確か2週間後に顔出し。これは酷過ぎる。どうせ対策の実務は専門の部下たちが遂行するのだから、トップはまず顔を出して県民を元気づける・勇気を与えること。第一義の使命はこれしかない。その後、報道に訂正が入り、⇒「知事は地震当日に石川県に居た」と。ん?なんなんだ? それはないだろう、嘘をつくのは止めろ! 嘘で事実を塗り潰すのは止めろ! 
・もう一つ気になる報道が。石川県の来年度予算で、大阪万博に1000万円を寄付する案が出ていたそうだ。何かと批判を浴びる大阪万博。そんなことに金を使うなら、少しでも被災地に使えと大合唱。その回答が、「自分は維新の人間だから」と言ったとか、言わないとか。真実なら、心底ヤバイ知事である。

3.石川県出身の森喜朗は何している?!
・こんな時、どうしても田中角栄のことが頭をかすめる。被災地が新潟で「もしタナ」(※もしも田中だったら)・・・と。首相を引退した後だったとしても、、⇒真っ先に現地に出向いて、被災した老人たちの手を取って、涙ながらに元気付けたであろう。現実に戻って、森喜朗を想像する。震災関係で、彼の姿を見たことがないし、被災地や被災者を心配するコメントを聞いたことがない。森にとって石川県とは何だったのだろう?
・田中がもしも総理だったら・・・⇒即座に「緊急対策本部」を組織化して、国を挙げて被災者支援の宣言をしたであろう。思えば阪神大震災の時、当時の小渕総理が後藤田官房長官を指名し、対策本部を立ち上げ、国民の士気を高め、且つ災害対策の礎を作った。
・トップは部下に任せればいい。BESTと思う人材を指名し、全てを任せればいい。金は出すが口は出さない・・・とかなんとかで格好つけて。自分はパフォーマンスと揶揄されようが、即刻動いて国民に見せることだ。好き嫌いは別にして、角栄さんなら絶対にやる。それが人心掌握術=人の心を掴む秘訣。森が表に出て震災対応に動いたら、少しは評価が上がるだろう。歴代最悪総理として歴史に名を残さないためにも。
・岸田が震災特別本部を立ち上げたら、少しは支持率が上がるはず。そして、後述の対応に踏み込んだら、一発で支持率が50%を超えるはず。いろいろな意味で、どうせ無理だが・・・。

4.国家を防衛する定義とは?⇒戦争だけ?自然災害は?
・多くの国民が感じているはず。戦闘機を米国から買うのを止めて、災害対策費、復興費に充当したら?・・・との純粋な気持ち。1機200億円前後だろう。例えば1機だけキャンセルしても、かなり充当できる。
 日本に於ける「防衛」って何? まず、攻めてくるかどうか分からない仮想敵からの戦争を防衛するために、年間8兆円の予算。軍事力は世界5位以内ともいわれる。一方で、自然災害は圧倒的に世界一位だろう。地球からの攻撃、自然からの攻撃と捉えれば、その対策と予算と配備も見合ったものにすべき。
・現在の日本政府の災害対応管轄と組織は?
国土交通省⇒災害対応(水道、道路ほか)
総務省消防庁、気象庁⇒防災
内閣府防災担当が全体のコントロール?
*自衛隊の派遣は防衛省に依頼
基本的には例によって「縦割り組織」で物事が動く。これに災害都道府県の自治体が絡むから、指揮命令系統は猶更複雑となる。阪神大震災の政府対応は見事だったと伝えられている。次の東日本大震災の時は民主党政権で、総理自ら福島原発に出向いて逆にメルトダウンを起こしたと大批判。その後、熊本地震、能登半島地震と続くが、過去の積み重ねが十分になされているとは思えず、地震大国、災害大国としての国家対応はお粗末としか見えない。

5.防衛省の中に災害対応を全面管轄とすべし!
・毎回、自衛隊員が対応と復興に大活躍。自衛隊機やヘリで食糧・水を運搬する。特殊な重機や船舶が必要なら自衛隊所有物を派遣。とにかく災害=自衛隊員が当たり前となっており、被災者も彼らの迷彩服姿を見ると安心する。敵を攻撃すると同時に、兵士を守る技術とノウハウと機材が揃っている組織。隊員は最高に鍛えられた人材。国民の安全を守り、国を自然の驚異から防衛するために、防衛省の中に「災害対策庁」を組織化すればいいのでは? これが一番納得感があり、国民もスッキリする。自衛隊の存在意味?・・・なんて議論も、批判の緩和になるはず。
・サンドイッチマンが、被災者の対応について疑問を投げかけていた。
「トイレ・トレーラー」をいち早く手配すべきではないか? と。
サンドは東日本大震災で自ら被災し、長年被災者支援を行ってきた。被災者が何に一番困っているか、誰よりも知っている。避難所ではトイレ問題が一番大きいとのこと。この設備は大型トレーラーに水洗トイレが数台設置され、匂い、後処理、プライバシー問題が解消される。だが、高額で1台数千万円する。自治体ではなく民間が所有しているはず(詳細は知らない)。能登半島被災者には約1カ月後に到着していた。浄水器、お風呂等のトレーラーもあった。だが数台なので、被災地全域には行き渡らない。
 この状況をみると、災害で真に必要な設備や機材は、国が買い上げて、自衛隊員と一緒に派遣すればいいのだ。戦争に備えて戦車や戦闘機を配備するのと同様に、自然災害専用トレーラー他の機材&設備を配備する。日本だけは特に必要と痛感。

       

6.米国の大統領選はまたもやオジン対決?、若手人材いないのか?
・米国の大統領選挙が今年行われる。共和党はトランプ1択のようで、再び同じオジン対決=バイデンvsトランプの対決になりそうだ。前回は辛うじて70歳代の対決だったが、今回は80歳台と70歳代後半の対決。オジン対決・・・というより、もう「老老対決」と言える。曲がりなりにも、、、、アメリカだぞ!? 昔は世界の憧れの国、歴代大統領も、ケネディーにはじまり、クリントン、オバマと、40歳代の若手がリーダーを務めてきた国。それなのに、ヨボヨボに見える現大統領と映画の悪人にしか見えない元大統領の戦い。恐ろしい国になったものだ。
・名作映画「バック・トゥザ・フューチャー」の監督・脚本のロバート・ゼメキス氏が、パートUの未来編を語っていた。MLBカブス優勝とか、黒人市長(大統領)とか、エアシューズとか、未来を予言していたことで話題になったが、なんといっても悪人ビフの天にそびえ立つタワー。当時の不動産王の「トランプタワー」をモデルにしたと。タイムパラドックスを起こした地獄の未来に、母親を強奪したトランプが居たのだが、当時の観客みんなが嫌悪感を抱いた場面だった。
 その悪人のモデルになったトランプが老人になってまさかの大統領。そりゃあ、悪夢だよな。最後まで悪の限りを尽くして2期目をやりたかったが、正義の味方(?)バイデンが倒してくれた。だがゾンビの如く再登場して、次期大統領の有力候補となっている。確かにバイデンは、外見もデシジョンも、弱腰過ぎるが・・。



7.世界中が「狂った地球」にひた走っている
・米国人の半分はトランプを支持し、二極化しているとの論調。経済や外交的には、トランプか返り咲いたほうが上手くいく側面もあるだろう。だけど、複数の裁判が継続中で、常識的に見れば犯罪容疑者だと思う。支持している多くの白人貧困層は頭が空っぽ?と感じるし、反面、確かに現バイデンの様子を見ると、二者択一なら「もしトラ」を選択することを悪く言えないな、とも。
・ロシアのウクライナ侵攻も、イスラエルのガザ地区攻撃も、米国がカギを握っているのだが、状況は悪化の一途を辿っている。トランプなら沈静化できるのか?・・・・いや、米国の出方次第では、世界大戦に発展する危険性も孕んでいる。
・イスラエルとパレスチナとの紛争をTVで特集していたが、複雑で善悪はつけ難し。ガザ地区のハマスが諸悪の根源という説もあるが、部外者には勉強不足で何も語れない。大昔からユダヤ人は迫害を受け、その最たるものがナチスからの迫害⇒虐殺。第二次大戦後、英国が担当して、ユダヤ人初の国家=イスラエルを建国し、領土を分配。その領土の割り振りが諸悪の根源のように思えるのだが、真相は如何なものか?
 明らかなのは、イスラエルのネタニヤフ首相は歯止めが利かなくなっている。ガザ地区の一般市民への殺戮行為で、歴史の被害者が犯罪者になってどうする?・・・と、世界的批判。自警団の英雄だった兄がハマスとの紛争で殺されたことが背景になっているらしいが、個人的な怨恨が根底にあるのなら、単なる大量殺人である。
・傍から見ると、ロシアのプーチンは狂っている・・・としか思えないが、スターリンはもっと酷かった。粛清を繰り返し、1000万人近くの人間を殺してきた。プーチンはソ連の伝統を継承したいのか、スターリンを超える大統領として歴史に名を残したいのか? いや、独裁者と狂人としてしか残らない。北朝鮮にしろ、中国にしろ、中東の複数の独裁国にしろ、狂ったトップの所為で死んでいくのは、いつも罪のない一般市民。

 地球は、自然は、日本ばかり攻撃して被災させるのではなく、狂ったリーダーの居る国に矛先を変えてほしい(と、願ってはいけないが・・)。

その他、自民党の裏金問題、芸能界の強制性交問題(ジャニーズや松本)など、胸糞悪い出来事ばかりだが、また次の機会に述べる。
2023年1月28日(金)
ジャパネットの戦略

今年からNHKBSのPGAゴルフツアーの中継が無くなった。検索したら、ジャパネットがBS放送局を持っており、そこで毎週中継放送するようだ。「ジャパネックスト」という局があることを知らなかった。最近のスポーツ中継は、どんどん有料チャンネルに移行しているが、これは無料だ。助かる。それにしても、なぜジャパネットが高額な放送権料を払って米国のゴルフ中継?と思ったら、即理解。CMでゴルフのクラブセットを販売。TVショッピングのためのゴルフ中継である。
 もちろん、TVショッピングのメディアとして、BSで局を持つことは十分に理解できる。年がら年中、24時間TV通販が思う存分できる。流石、日本で先進的にTVショッピングを展開したリーディングカンパニー。遂にやったか、との感。

ただ、年中TVショッピングだけの番組では、一部のマニアしか見ない。大事なのは番組内容=コンテンツである。番組予約表を見ると、まだ所々穴が開いている、というか2〜3時間ぶっ通しでTV通販だったり、例によって韓国や中国のドラマを買って番組編成している。料理の番組や旅番組、パラエティー系で家電を紹介しているのもあるようだ(まるでアメトークみたい)。その関連で家具や家電、旅行パックなど、ありとあらゆる商品のCMを直後に流している。抜かりない。
 中でもゴルフの中継や番組は重要コンテンツなのだろう。ゴルフ対決番組は、CSの「ゴルフ・ネットワーク」との連携で同じものを流用しているかもしれない。PGAゴルフ中継は、ゴルフ界ではトップオブトップ。NHKが手放すはずのない放送権。ジャパネットとどんな交渉があったのか、聞いてみたいものだ。

 出初めのころは、「ジャパネット高田」で、高田社長が甲高い声でTVショッピングCMに出ていた。長崎の地方である。でも通販だから、別に中心都市部である必要はなく、地方の特性を生かして急成長した企業。高田社長は引退したが、その創業者イズムは徹底されており、出てくる社員が一様に高田氏に似ている。あの「下取り」システムはいいアイディアで、予め価格に組み込まれているのだろうが、古い商品を引き取ってくれるのは消費者にとって一番有難いこと。痒いところに手が届く、&生活者のニーズがよく解っている。

 今後のBS放送局「ジャパネクスト」の戦略的な使い方に期待しよう。
 

    
2023年1月24日(火)
コロナ対策の茶番

コロナの対策は、もう各国バラバラになってしまった。欧米はいち早くコロナ隔離を止め、従来のインフルエンザと同等の扱い。元来、マスクの嫌いな人たちは、義務化が無くなれば、誰もマスクをしない。そのお蔭かどうか知らないが、米国のコロナ感染経験者が70%を超えたとの報道があり(昨年の夏ごろ)、もう集団免疫が出来たから、コロナ規制が緩和されたのは正しかったと。一方の日本人の感染率は5%にも満たない数値・・・。日本人はみんなマスクをしているからコロナに感染せず、永遠に集団免疫が出来ないとの論評も。ただ、毒性が最も低いオミクロンだから、年内には日本でもコロナは終息すると想像していた。

 ところが、日本の感染者数は過去最高を更新。「世界一の感染者数」とも。ただ、欧米諸国はもうカウントしていないので、世界で比較しても仕方がない。そして年末から「死亡者数が過去最高を更新中」との報道。それなのに、政府は伝染病の分類を「五類」に引き下げようとしている。そして、国民も堂々と帰省や旅行に出掛けている。もう何がなんやら訳わからない状況。整合性の欠片も感じられない日本のコロナ。
 中国も負けてはいない。張本人の中国が、毒性が遥かに下がったオミクロン株の時期に、「ゼロコロナ政策」を高らかにぶち上げ、米国とは対極に位置する政治判断。ところが、近年の中国では初めて抗議のデモ活動が勃発し、当局は大慌て。まさに「ミイラ取りがミイラになった」。コロナを世界中に撒き散らしたマッチポンプの中国が、今ブーメランとなって自国のコロナ対策が迷走し、誰も冷静な判断ができない体たらく。「茶番劇」とは、このことである。

もう一度、我が国のコロナ迷走を考察してみたい。
1.世界一の感染者数をなぜ日本が計測したのか?
⇒必要な時にPCR検査をさせず(たとえば東京五輪開催前)、その後は検査し放題。米国や欧州は検査を止めたが、日本だけPCR検査大国に
2.毒性が最も低いはずなのに、なぜ毎日の死亡者は過去最高を更新?
⇒以前は曖昧だったが、今は死亡者に必ずPCR検査を行い、死因は別でも全てコロナ関連死にカウントしているから。しかもコロナ死に限り、病院に対して国から50万円/一人の補助金が支給されるそうだ
3.なぜ年末年始に規制を緩和したのか?
⇒明らかにコロナの毒性が弱まったからである。もう、いつでも「五類」に移行していいのだが、医療関係の状況を見ながら時間稼ぎをしている。その間、国民には注意喚起をするために、「感染者数増加!」「死亡者数過去最高!」というネガティヴ情報をマスコミから流している。

 遂にコロナ⇒五類に国会決定(5月〜)。コロナが終息し、3年近いパンデミック期間から解放されるのか? 未だ完全に信用できない。

2023年1月23日(月)
似ても似つかない大河ドラマ主演

今年の大河ドラマはどうする家康」で、従来とは違った視点で描かれるのは興味深い。ただ、相変わらず主演俳優は、家康(の肖像画)とは似ても似つかない元嵐の松本潤。演技が特別に上手いわけでもなく、美形で売ってきたタレント(※ところで「タレント」とは「才能」という意味で、猫も杓子も「タレント」と呼ぶ日本の風潮にはついていけなが、他に呼び方を知らないので、この用語を使うが・・・)。同じ嵐からキャスティングするなら、昔から演技派との定評がある二宮のほうが、まだ適任かもしれない。だが、彼も最適ではない。昔、米国のC・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」に出演して絶賛されたようだが、小生には違和感。どう見ても中学生にしか見えなかったが、米国人にとって日本人は若年に見えるので、その時は良かったのだろう。しかし月日が経っても二宮は高校生にしか見えない。たくさん露出しているようだが、あまりにも子供顔で違和感が過ぎる。
 話を戻すと、松潤のキャスティング・ミスは別に今に始まったわけではない。一昨年の「青天を衝け」渋沢栄一を演じた吉沢亮も、対極に位置する顔付き。渋沢氏は今度お札にもなるし、明治時代に活躍した人物で、若い時から最晩年まで写真がバッチリ残っているのだ。若い時のあの「イモっぽい顔」、あの顔だから人に信用され、人望を集め、厳しい局面を乗り越えたと推測する。吉沢のような二枚目では、嫉妬され、信用され難い。最後は老けメイクをしていたが、まるで学芸会。ただ、この年は脇役に好演者が多く、とりわけW主演的な徳川慶喜役の草なぎ剛が素晴らしく、まるで憑依したようだと評判だった。顔や雰囲気がそっくりだったので、これはキャスティングの妙義。

その前も、西郷隆盛や坂本竜馬など、写真が残っている幕末ものが続いた。西郷などは、あの俳優にやらせればよかったのに・・・と。そう、名前が出てこないが、ザキヤマの兄のように似た俳優で、ここ数年バイプレイヤーで頭角を現した人。劇団で演技を磨いている若手はいくらでもいる。その中で、似た俳優を発掘するためにも幅広くオーディションをすべきと思うのだが・・・。新人発掘という意味では昔のことになるが、役所広司だろう。山岡荘八の「徳川家康」で織田信長役に抜擢された無名の新人だった。
 まあ、今はそうもいかないのだろう。俳優ありきで決めて、2〜3年前に発表するスタイルをとっている限り、無理なんだろう。だけど、日本人も馬鹿にされたものだ。大河ドラマは歴史上の重要人物を扱うだけに、視聴者の関心が高い。ただ多くは中年〜シニア層が中心で、主演は若い人に人気がある俳優をキャスティング。矛盾している。そして、写真や肖像画とは似ても似つかない役者が演じている。全てが噛み合わず、ずれている。

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