ビッグウェイの穴馬専科=大橋さんの競馬予想
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  高松宮記念 短評 3/22記入
 ◎ ビッグシーザー  2歳レコ勝ちの中京得意馬。オーシャン2着は穴条件
 ○ ナムラクレア  今年こそ悲願達成したい。重でも根性で伸びてくる
ルガル  前走の勝ちっぷりが圧巻!課題は中京適性のみ
ディヴィーナ  引退牝馬も、重実績と蹄+繋ぎ、中京得意で一発
ソーダズリング  前走勝ちの勢いと調教抜群。初千二と重馬場適性?
シャンパンカラー   フェブラリー惨敗はキングヘイローと同じ。蹄が重鬼形状
ウィンマーベル  前走○,重・中京得意も、16番枠が心配 △ママコチャも
  スプリングS ◎…
 ◎ シックスペンス  1着
 ○ ペッレグリーニ  
ウォーターリヒト  
コスモブッドレア  5着
ジュンゴールド  
チャンネルトンネル   4着
スティンガーグラス  6着
  金鯱賞 ▲★…
 ◎ エアサージュ  
 ○ ヤマニンサルバム  
プログノーシス  1着
ドゥレッツア  2着
シーズンリッチ  
ハヤヤッコ   
ノッキングポイント  

<最近の予想結果>

  共同通信杯 ★○…
 ◎ エコロヴァルツ  5着
 ○ ジャンタルマンタル  2着
フォスターボンド  
ジャスティンミラノ  1着
ミスタージーティー  
ベラジオボンド   
エンヤラヴフェイス  
競馬雑誌「ギャロップ」第3回エッセー大賞
編集部奨励賞受賞作

 


  東京新聞杯 ★…
 ◎ マスクトディーヴァ  6着
 ○ マテンロウスカイ  5着
トゥードジボン
サクラトゥジュール  1着
ジャスティンカフェ  
ウンブライル   
アスクコンナモンダ  4着



 
高松宮記念
2024年 3/24 中京競馬場
今年も重馬場必至の中京スプリント戦!

 毎日杯は今年も素質馬揃った。データは共同通信杯組を。



所感(言いたい放題に書かないで、暫くこの欄で記入します) 
特になし
 
  弥生賞 △…○
 ◎ シュバルツクーゲル  5着
 ○ シンエンペラー  2着
トロヴァトーレ  
ダノンエアズロック  
コスモキュランダ  1着
ファビュラススター   
エコロレイズ  4着
  中山記念
 ◎ ボーンディスウェイ  10着
 ○ エルトンバローズ  
ヒシイグアス  
エエヤン  
ソーヴァリアント  
ソールオリエンス   4着
ジオグリフ  3着
   



絵画個展を更新しました! (2023年8月16日
    
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 上野の森美術館の公募展に入選。
 作品を紹介しています。

 


2024年元旦富士山です! 

逗子海岸の富士山が綺麗だったので紹介。(2/23更新)
クリックで拡大します
 

逗子海岸から江の島方面へ

逗子はウィンドサーフィンの教室有

葉山の富士山ビュースポット

葉山の真名瀬港


秋谷の立石海岸

神奈川の景勝50選

予想の解説 (3/22記入)
先週のスプリングSは、ルメール騎乗のシックスペンスが3馬身半引き離して快勝。スローの上がり競馬なので走破時計は平凡だったが、上がり33.3秒で10.9秒⇒10.8秒の究極の加速ラップ。ディープ産駒?ドゥラメンテ産駒?と思う程の切れ脚。これまで牡馬は脚の遅いジリタイプばかりだったキズナ産駒。今年の3歳世代はイメージをガラリ変えてきた。
 ルメールのレース後インタビューは、自身の今年初重賞勝利もあるが、「強かった、2千以上でも大丈夫」と満面の笑みで答えた。では次の皐月賞でもちろん騎乗するのかといえば、ちょっと複雑。調教師がTV番組で電話取材に答えていたが、嬉しいはずなのに何だが歯切れが悪い。嬉しい誤算過ぎたのか、「次走は未定、馬の様子を見て判断&馬主との相談」と回答。当初はNHKマイルに向う予定だったのか? いやいや、この競馬で皐月賞に向わない訳にはいかないでしょう。キャロットの共同馬主たちも100%望む。国枝調教師は牝馬3冠のアパパネや女傑アーモンドアイを管理し、牝馬GTや古馬GTは殆ど制覇。だが牡馬クラシックは無縁で、定年まで今年入れて残り二回のチャンス。ダービーは喉から手が出るほどだろうし、まずは皐月賞が欲しいだろう。煮え切らないのは、騎手の問題だ。

今年の皐月賞は牝馬でホープフルSを勝ったレガレイラが挑戦予定。鞍上はルメールで内定しており、イクイノックスのコンビ木村厩舎の馬で、牝馬の皐月賞制覇の快挙を目論んでいる。これは衆目の一致するところ。一方、国枝さんのセカンド依頼騎手の戸崎がジャスティンミラノで内定しており、自厩舎の馬で牡馬クラシックを今年は考えていなかった様子。6ペンスは休み休み千六2回使って来たので、体質が強くないこともあって順調ならマイルGT路線を想定していたようだ。今回の勝利で想定を遥かに超える強い勝ち方と、ルメールの距離に対するお墨付きを貰って、クラシックの色気が出てきたけど、鞍上問題を解決できていない状況だと思う。
 ルメールは桜花賞をチェルビニアで内定しており、多分オークスは皐月に出るレガレイラで行くのではなかろうか? 両馬とも木村厩舎なので使い分け判断はシンプルだろう。牡馬路線のダービーは確固とした騎乗馬が決まっていない。ルメの希望は、6ペンスには皐月で別騎手に乗ってもらい、ダービーでは自分が乗る形か? 外人のレーンやモレイラ騎乗で皐月を勝たれてしまうとそのまま取られるので、日本の地味系の中堅騎手が乗って、4〜5着に来てくれ・・・とのいやらしい計算かも?

皐月賞にはキズナ産駒が4頭出てきそうだ。切れるGT級は牝馬だけで、牡馬はディープボンドに代表されるジリ脚のスタミナ系ばかり。パワー系なのでダートも走る馬が多く、しかしダートでも切れないので例えばハピみたいに人気になっては3着、2着ばかりのジリ。昨年もクラシックはやっと菊花賞に間に合った2頭が出てきて4着、5着と如何にもの結果。ところが今年の3歳世代はビンテージイヤーで、牡馬牝馬ともにクラシックの主役を張る馬が複数出てきた。しかも上がり32秒、33秒台のキレキレの馬が殆ど。当歳競りで4億円以上の最高額ホウオウプロサンゲも、若葉S2着で皐月の権利をゲット。これは従来型のジリ系だが、逃げて粘り強い競馬が出来る。高額馬なのに安馬のような使われ方をしたが、それでもクラシックに乗せるあたりは、矢作厩舎の手腕の所以か。セレクトセールで、調教師に勧められて競り合って高馬を買わされた馬主も、クラシックに出走できるなら感謝だろう。
 産駒がデビューしてから、何度も穴馬券を獲らせてもらって(特にアカイイト)ずっと注目してきたキズナ産駒。今年のクラシックは主役級で人気だろうが、桜花も皐月も◎を打つ予定だ。


さあ、春GTシリーズの開幕。あまりにも寒くて、全然春を感じないし、桜の開花もどんどん遅れている。暖冬とか言いながら、不思議な気候である。だが、天気だけは毎年同じ。ここ4年連続で週末雨で重馬場か不良馬場で施行されている高松宮記念。今年は例年より1週前なのに、天気予報は土日が雨。日曜日が雨上がりなら重だが、昼間から雨が降り続けば昨年のような不良のドカドカ馬場になる。重の巧拙を重視した予想で。まずは他の重賞から。

<日経賞>
なんだろう、このメンバーと少頭数。昔は阪神大賞典と双璧のメンバーで、春天を狙う関東の古馬が揃っていた。時期がドバイと重なり、長距離を重視しない風潮と相俟って、日経賞の価値がどんどん軽視されている。昨年まではタイトルホルダーが2年連続出ていたので、まだレースの格を保ったが、今年はオジンばかりで重賞馬もその7歳8歳のオジンばかり(自分もオジンだが・・)。探したが、穴馬も発見できなかった。条件特別なみの金額でサラリと買うだけ。

<毎日杯>
◎ベラジオボンド
○ノーブルロジャー
▲ニュージーズ
★トラジェクトワール
△ファーヴェント、サトノジュトラーセ

 例年、ダービーに向けてのメンバー。前哨戦で足らなくて、皐月は諦めてもう一度力をつけ直すレースだ。新馬戦、未勝利勝ちのみの素質馬もたまに来るが、過去データでハッキリ目立つが共同通信組。それも4〜6着馬で、素質馬がその敗戦を肥やしにしてここで好走。その後ダービーに向うパターン。近年のダービー奪取はシャフリヤール。強行軍で皐月に行って勝ってしまったアルアインもいたが、基本はダービーに直行するか、京都新聞を挟むか。NHKマイルに向うローテも成功例があるので、○ノーブルなどはそっちタイプ。
 ◎ベラジオは共同の前売りで2番人気だった。新馬戦のみで高評価だったが、壁に跳ね返されて6着。だが、もっと着順が下だったミスターGTは若葉Sで優勝。ベラジオの潜在能力も高く、ここで巻き返す。人気はルメールや川田の馬。人気はあっちで、実力はこっち。

次はマーチSと言いたいところだが、時間切れできちんと予想できなかった。ハンデ戦だが、殆どが57〜58Kでハンデ差なし。気になるところでは、
逃げ馬のミトノオー
・横山兄弟の2頭
・中山得意の馬⇒ヴァルツ、キタノの2頭、ゴールドなど

では、メイン予想。今年の高松宮記念は、例年にも増して超難解。とにかく毎年荒れている。昨年が3連単66万円、一昨年が278万円、4年前が21万円、5年前は449万円・・・。こんなの予想して当たる組み合わせではない。大荒れの時は10番人気以下の人気薄が3頭中2頭絡んでいる。予想できっこない。誰も相手にしない馬が来るから大爆発するわけで、総流しとかヤケクソ買いでしか的中しない。ただ、たまに固いときもある。良馬場のケースが多いのだが、きっちり2頭人気上位の馬が絡んでいるケースも半分ぐらい。本命で10番人気以下を指名するのは無理なので、5〜7番人気あたりの中穴(盲点になっている実力馬)を探して、相手は人気どころでも、ひょっと狂って△や★の馬が来れば、3連単の10万円超の馬券にありつけるかも。そんな狙いで組み立てた。
<観点>
1.前走は、シルクS、阪急杯、オーシャンSが中心。絶対にこれ、はなく、阪神Cや京都牝馬Sの千四組も好走歴
2.重の巧拙は重要ポイント。過去の実績と蹄の形と繋ぎの立ち
・重⇒ナムラ、ウィンM、ディヴィーナ、ロータス
・蹄⇒シャンパン、メイケイ、ロータス、ディヴィ、
3.中京コース実績は高いほどいい
・ビッグ、マッド、ウィンM、ディヴィ
・ルメール騎乗のトウシンは、中京3戦全着外で不安
4.穴馬は9割がたオーシャンS組。しかも2着が多い!
5.ここで引退の牝馬が多い。どう扱う?
・ロータス、メイケイ、ディヴィーナ
6.余程内が悪くならない限り、1枠、2枠に好走歴多し

本命はビッグシーザーで。上位人気の馬は実に甲乙付け難し。みんな実績や適性や条件的にアタマに来そうな雰囲気プンプン。馬場が悪くなればなるほど、ナムラが今年こそ悲願達成しそうなムード。過去、前哨戦で勝って本番で負けている。今年は前哨戦2着なのがいい。とにかく堅実で、馬群に揉まれても平気で抜け出す抜群の根性。ルガルの前走は圧倒的。新星スプリンター誕生を予感させる勝ちっぷり。後は、中京が初コースと重馬場は未知数。ウィンマーベルもデータ上&重・中京実績ともに合格点。これ本命でも・・・と考えたら大外8枠16番を引いて万事休す。スタートに課題があって相当ゲート練習したと。つまり先行策でないと力を発揮できないタイプ。外だから逆に出遅れても包まれない利点もあるが、その場合は先行集団に取り付くのに脚を使ってしまう。秋のスプリンターGT馬アマコチャを忘れてはいけないが、上記の「推しポイント」があまり無い。
 そこでシーザーに白羽の矢。同じビッグアーサー産駒でオーシャンS優勝からここにきたトウシンマカオと似たタイプだが、トウシンは中京の戦績が悪い。あまり重くなると苦手のようで、コロッと負けるポカも目立つ。ルメール騎乗で人気上昇だが、なぜ横武ではないの?との疑問。好騎乗してもルメールに取られてしまう。(※同日のマーチSに回った横武が意地の騎乗しそう)色々な意味でトウシンは嫌って、過去データの「穴はオーシャン2着馬!」を発見した。そしてシーザーの戦績を見ると、
1.中京2戦2勝、2歳レコード勝ち
2.重馬場も3着実績のみだが苦にしない
3.絶好の1枠1番を引いた

 そんな理由で、単なる穴馬ではなく、前述の人気上位組と互角に戦ってくれると信じて本命に。特にナムラとの叩き合いを期待。

*尚、どうしても捨てきれないディヴィーナに単穴を打った。牝馬の引退馬で、今回千二が初めて。普通なら消し対象だが、重実績と、中京コースが鬼のように得意なこと。そして繋ぎが垂直に立っており、蹄が小さいので、見た目は重の鬼に見えること。昨年、全くの人気薄でヴィクトリアマイル4着に突っ込んだ姿を思い出し、格の高いレース程一発の魅力を感じて。仮に3着でも、十分に好配当が見込める。
  フェブラリーS ……★
 ◎ レッドルゼル  6着
 ○ オメガギネス  
イグナイター  
セキフウ  3着
ミックファイア  
タガノビューティー   4着
ウィルソンテソーロ  
  有馬記念 ◎△▲
 ◎ ドウデュース  1着
 ○ ディープボンド  
タイトルホルダー  3着
スターズオンアース  2着
タスティエーラ  6着
  
 
  朝日杯FS ◎△★
 ◎ ジャンタルマンタル  1着
 ○ シュトラウス  
ジューンテイク  4着
タガノエルピーダ  3着
ナムラフッカー
ダノンマッキンリー
エコロヴァルツ   2着
  阪神JF ◎△▲
 ◎ アスコリビチューノ  1着
 ○ サフィラ  4着
コラソンビート  3着
キャットファイト  
ルシフェル  6着
ステレンポッシュ   2着
スプリングノヴァ   
  シルクロードS ◎△○
 ◎ ルガル  1着
 ○ エターナルタイム  3着
バースクライ  
ホープフルサイン  
アグリ  2着
サンライズオネスト   
オタルエバー  
  日経新春杯 ◎★
 ◎ サヴォーナ  2着
 ○ ハーツコンチェルト  4着
リビアングラス  
サトノグランツ  3着
レッドバリエンテ  6着
シンリョクカ   
ディアスティマ  
  中山金杯 ★…△
 ◎ サクラトゥジュール  
 ○ マテンロウレオ  
エピファニー  
リカンカプール  1着
ボーンディスウェイ  4着
ゴールデンハインド   
マイネルクリソーラ  3着

<予想>