桜花賞  「◎…」で単勝のみ的中 
 ◎  シルポート  1着:逃げ馬は人気薄でこそ。ハイペースで飛ばしてもバテない強み。小牧との相性の良さで
 ○ リーチザクラウン  9着
 ▲ ガルボ
 ★  キョウエイストーム  
ゴールスキー  
 △ ダノンヨーヨー  3着
ビッグウェイの穴馬専科=大橋さんの競馬予想
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  クイーンC  ▲◎★的中 
 ◎  マイネイサベル  2着
 ○ ダンスファンタジア   6着
 ▲  ホエールキャプチャ  1着
 ★  デルマトゥルーガ  3着
  東京新聞杯S   
 ◎  オーシャンエイプス  5着
 ○ カウアイレーン   
 ▲ ゴールスキー  3着
 ★  キャプテンベガ  4着
ダノンヨーヨー  6着
 △  フラガラッパ  
  きさらぎ賞  ◎★▲的中 
 ◎  トーセンラー  1着
 ○ コティリオン   6着
 ▲  オルフェーブル  3着
 ★  リキサンマックス  2着

マイラーズC 2011年4/21記入
大穴マイラーズCの単勝を的中!

◎本命的中も相手がヌケなので、的中としてリンクするのは忍びないが、ただ、自分で言うのもなんだが、シルポートを本命にした理由は必読の価値あり。まさに勝負事の流れや騎手の浮き沈みを読み切った論点だったので、残しました。しかも、実は2着のクレバートウショウには△を打っていなかったが、ここのところ岩田が絶好調だったので、一応紐の最後に目を押さえたので、馬連を少額だけ獲りました。

単勝  1840円
馬連  70440円   馬単 121040円
3連複139050円  3連単 1234360円

絶好のアナ馬が、月曜日の段階から目に付いた (4/15作成)
シルポート本命の理由に注目ください!

全盛期の見る影もなくなった武をあまり批判したくないのだが、今回の本命は武に乗り替わられた馬に打つ。馬は後で説明するとして、本当に武ユタカはどうしたのか、と心配になるほど調子が悪い。従って、批判をする必要もなくなった。要因は年齢の衰えもあるだろうし、度重なる大きな落馬の影響で、いよいよ恐怖心が邪魔し始めたのでは・・と分析する。横典もそうだ。昨年の絶頂期に再起不能と思われた落馬。しかし奇跡的に短期間で復帰して元気に乗っている。が、しかし、もう昨年途中までの騎乗はできない。本人もだいぶ制御して乗っている。武は、その恐怖心+未だに剛速球を投げられると思っているが、140K前半がやっとの衰えのギャップだろう。以前なら武が乗るだけで◎がズラリと並んでいいたが、今はビックリするほど無印の馬に乗っている。これが現実なのだ。でも本人には自覚が無い。でも確実に若手調教師や馬主は「武離れ」。まあスランプとして捉え、これを乗り越えれば、また新たな全盛期が訪れるだろう。そう考えると、アンカツは凄い。体も精神も「鉄人」だ。

本命は◎シルポート武が前走初めて乗って1番人気で6着に沈んだ。大体、武って逃げ馬が苦手なのだ。強い逃げ馬に乗っていた記憶が無い。でも、お陰で連続6着になり、且つ今回のような豪華メンバーで人気ガタ落ち。絶好の狙い目なのだ。武が捨てたから・・・というのもあるが、馬自身も騎手との相性がモロに出るタイプ。この馬はホワイトM×SSという、いかにも逃げて粘り強い血統。アサクサやイングランディーレのように長距離でもいいし、この馬のようにマイルでもいける。共通するのは、ちょっと気が弱いというか優しいので、自分から体を他馬にぶつけていって闘士丸出しで走るタイプではない。しかしスタミナが抜群なので、マイルでもガンガン飛ばしてもバテないのだ。20年に1頭といわれたダンシングブレーヴの系統。スピードとスタミナの両方を兼ね備えた血筋。シルポートもしっかり受け継いでいる。
 問題は騎手との相性。不器用なタイプなので、鞍上のエスコートが必要。以前乗っていた若手の酒井は、いい場合もあったが昨秋は最悪。毎日王冠で狙ったのに、直線向いて内側をポッカリ空けて、逃げ馬なのに頼るものがないど真ん中を走らせた。普通は「ラチ添い」だろう。そのお陰で3歳馬2頭にすくわれ、自身はだらしなく凡走。その後暮れから小牧に乗り替わったら、これがピッタリはまった。連勝で金杯まで制してしまった。馬の良さを生かす好騎乗。東京新聞では6着に負けたが、ギリギリまで粘ってあわやのシーン。手があっているのだ。で、前走はローズキングダムに続いて、武が小牧から馬を横取り。鞍上とは合わないから、馬も走らない。ざまを見ろだ。そして小牧に戻った。この流れ、今回買わなくていつ買う? そして、有力馬がみんな差し馬なので、後ろで牽制してくれれば、あれよあれよ、となる。


   
   
  根岸S   
 ◎  ケイアイガーベラ  
 ○ ダノンカモン   2着
 ▲ ワールドワイド  
 △  セイクリムズン  1着
ビクトリーテツニー  
 △  ティアップワイルド  
  AJCC 
 ◎  アサティスボーイ  
 ○ コスモファントム   4着
 ▲  ネヴァブション  3着
 ★  マルカボルト  6着
トーセンジョーダン  1着
 △    
  日経新春杯  ○★でタテ目 
 ◎  ビートブラック  
 ○ ルーラーシップ   1着
 ▲  コスモヘレノス  
 ★  ヒルノダムール  2着
ローズキングダム  3着
 △  ゲシュッタルト  
大橋さんの競馬予想


<予想⇒結果>


先週の結果:(4/15記入)
終わってみれば、マルセリーナが圧倒的なパフォーマンスで優勝した桜花賞だった。確かに2.3着馬は大外を回った距離的な不利があり、マルセリは内の経済コースを通ったから勝ったとの見方もあるが、未だ3戦しか経験のない3歳牝馬が、揉まれながら4角まで我慢して、直線馬群をこじ開けて馬体をぶつけながら伸びる芸当は、普通の馬では出来ない。これは「才能」であり、今後とも競馬を勝つうえで非常に大事な要素なのだ。ディープ産駒だから・・とか以前に素直に認めざるを得ない能力評価。母系の血統関係なく、オークスでも最有力であると確信。
 もちろん父ディープの血。現役時代を管理した池江さんが「そういう運命なのかもしれない」なんて格好つけたことを言っていたが、まあ、あの人だからキザにならなくて聞けるが、とにかく「初年度産駒が初クラシック制覇」なんて出来過ぎなドラマで、やっぱり持っていると言わざるをえない。注目が高い種牡馬だけに、これまで色々と言われてきたが、勝てば官軍。大舞台で結果さえ出せば、それが評価の全て。勝った馬は勿論のこと、4着にメデタシ、6着にハブルバブルと入り、SS産駒の最高傑作であることを証明した。次の皐月賞でも、人気を落としたディープ産駒が面白そうな気配。そして調教の良さが本番に直結するタイプが多いことと、マルセリを見てもユッタリなローテでリフレッシュ状態が走れるようだ。何しろ新馬戦の勝ち馬があれだけ多くて記録を作ったぐらいだ。使って調子を上げるより、鉄砲ズドンがいいのかも。生産の社台も種付料を見切り発車で1000万円に値上げしたが、この結果で溜飲を下げたようだ。

 こちらも◎▲で予想が当たり、クラシックで幸先のいいスタートが切れた。儲けは無いが、馬連、馬単、単勝(土曜は6倍もあった)を獲ったので、気分は良かった。土曜のNZTでディープ産駒が数多く出て、みんなだらしなく負けたので、ツイッターで「桜花賞もディープ産駒を中心に馬券を買ったが、NZTの結果を見ると自信無し。外れると思う」・・とつぶやいたから、尚更気分よし。

余談はさておき、オークスに向けての展望。最も逆転の目があるのは3着トレンドハンターだろう。あの牡馬のような迫力馬体とマンハッタン産駒特有の豪快な競馬。もちろん2着のホエールも、父クロフネが心配も母系のSSの血が距離カバーをするだろう。どうやら、上位3頭で樫も決まりそうな予感。昔、そんな年があった。いや、何度かあったが、着順が全く変わらなかったのはベガの年。松田博厩舎に縁があるのか。実は1頭隠し穴馬が・・。オークスの予想日まで隠しておく。
  桜花賞  ◎▲的中 
 ◎  マルセリーナ 1着
 ○ ハブルバブル  6着
 ▲ ホエールキャプチャ  2着
 ★  メデタシ  4着
ダンスファンタジア  7着
 △ トレンドハンター  3着

<過去の成績>*心機一転、2011年から

  日経賞   
 ◎  ペルーサ  2着
 ○ ビッグウィーク  
 ▲ トゥザグローリー  1着
 ★    
ローズキングダム  3着
   
  高松宮記念   
 ◎  ジョーカプチーノ  
 ○ レッドスパーダ  
 ▲ サンカルロ  2着
 ★  スプリングソング
ワンカラット  
 △ エイシンフォワード  
  弥生賞   
 ◎  ターゲットマシン  最下位
 ○ デボネア  3着
 ▲ ウィンバリアシオン
 ★  プレイ 2着
オールアズワン  
  サダムパテック  1着
  シンザン記念   
 ◎  ドナウブルー  5着
 ○ シゲルシャチョウ   
 ▲  アドマイヤサガス  4着
 ★  マルセリーナ  3着
マーベラスカイザー  
 △  ヴィジャイ  
  中山金杯  ▲◎で的中 
 ◎  キョウエイストーム  2着
 ○ アルコセニョーラ   
 ▲  コスモファントム  1着
 ★  モエレビクトリー  4着
 アクシオン  
 △  ケイアイドウソジン  
  有馬記念   
 ◎  ブエナビスタ  2着
 ○ ネヴァブション   
 ▲  ペルーサ  4着
 ★  ドリームジャーニー  
 ジャミール   
 △  フォゲッタブル  
  中山記念 
 ◎  リルダヴァル  6着
 ○ ヴィクトワールピサ  1着
 ▲ キョウエイストーム  
 ★  マルカボルト  4着
キャプテントゥーレ  2着
 △ リーチザクラウン 3着
  フェブラリーS   
 ◎  トランセンド  1着
 ○ バーディバーディ   3着
 ▲ マチカネニホンバレ  5着
 ★  オーロマイスター  
ダノンカモン  4着
 △ シルクメビウス  
  共同通信杯   
 ◎  ディープサウンド  3着
 ○ ダノンバラード   9着
 ▲ ペルシャザール  4着
 ★  サトノオー  6着
ユニバーサルバンク  2着
競馬雑誌「ギャロップ」第3回エッセー大賞
編集部奨励賞受賞作